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愛猫を守るオシッコチェック、こうすれば簡単!猫専門医・服部幸先生に教わる、猫トイレでの健康管理

公開日:2016年5月2日
更新日:2018年6月16日|【Petwellレポート】PR
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猫トイレの掃除を「面倒な片づけ」と思っているのは、とてももったいないこと!なぜなら、毎日必ず行うトイレ掃除は、オシッコの回数や量、ウンチの量や状態を知ることができる、大切な猫の健康チェックのチャンスだからです。

排泄物は「健康のバロメーター」と言われるように、オシッコやウンチが体の中の状態を教えてくれます。泌尿器系の病気が多い猫が健康で長生きするためには、特にオシッコのチェックは重要です。家庭で行うべき猫トイレでの健康管理について、東京猫医療センターの服部幸先生に教えていただきました。

《お話を伺った先生》
東京猫医療センター院長 服部 幸先生
2003 年北里大学獣医学部卒業。動物病院勤務後、2005 年より SyuSyu CAT Clinic 院長。2006年、アメリカのテキサス州にある猫専門病院「Alamo Feline Health Center」にて研修プログラム修了。2012 年「東京猫医療センター」を開院し、2013 年には国際猫医学会よりアジアで2件目となる「キャットフレンドリークリニック」のゴールドレベルに認定された。著書に『ネコにウケる飼い方』(ワニブックス PLUS 新書)、『猫の寿命をあと 2 年のばすために』(トランスワールドジャパン)、監修に『ネコの看取りガイド』(エクスナレッジ)ほか。

猫トイレでここをチェック✓正常な排泄物の状態を知っておこう

健康な時の正常な状態をしっかり把握できていてこそ、普段と違うことにいち早く気づくことができます。

☑オシッコの回数は1日1〜3回が目安
5回以上行く場合はかなり多め。急に回数が増えた時には要注意です。トイレの回数が増えるのは、オシッコの量が増える、残尿感がある、オシッコをしたくても出ないなどの原因が考えられます。トイレにいる時間が長くなったり、オシッコをしようとして変な声で鳴いたりしたときには、できるだけ早く動物病院に相談しましょう。

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オシッコをしているときのしぐさや様子も確認しましょう。

☑1日のオシッコの量は体重1kgあたり50ml以下
健康な猫の1日のオシッコの量は、体重1kgあたり50ml(体重4kgならば50ml×4=200ml)が上限です。これを超えると「多尿」と診断され、高齢猫に多い間質性腎炎をはじめとするなんらかの病気が疑われますので、量はしっかり確認してください。

固まる猫砂を使っている場合は、固まりの大きさがオシッコの量を知る手がかりに。固まりが大きくなれば、オシッコの量が増えているサインです。普段の固まりの大きさをしっかり覚えておいてください。一つの目安として、水50mlを注いだ猫砂の固まりを「ものさし」代わりの基準にするとよいでしょう。

それと同じくらいの固まりが1日に2つならオシッコの量はだいたい100mlといった具合に、量の感覚がつかめます。オシッコの量は毎回同じではないので、大きさがその都度変わっても問題ありません。

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水50mlの基準となる固まりの大きさを覚えておきます。


左が水50ml。右が実際の1回分のオシッコ。50mlよりも少ないことがわかります。

☑健康なオシッコはうすい黄色
オシッコの量が増えてくると色が薄くなってきます。血液が混ざってピンクがかっていたり、にごっていたりする場合は動物病院に相談しましょう。

オシッコが出れば水分補給が必要、水を飲む量もしっかりチェックしよう

猫の健康チェックでは、水を飲む量も重要です。水を飲む量とオシッコの量は密接に関わっていて、オシッコの量が増えて体内からどんどん水分が出てしまえば、その分、水を飲む量も増えます。水をたくさん飲んでオシッコがたくさん出る「多飲多尿」の症状が出る猫の病気はいくつかありますが、そのほとんどが多尿になるから、多飲になるのです。

オシッコが出た分だけ水を飲むと考えると、猫が1日に水を飲む量の上限も体重1kgあたり50mlが目安となり、これ以上飲む場合には何らかの異常があると考えられます。食事内容などを変えていないのに、普段の2倍以上の水を飲むときには特に注意が必要です。1日に愛猫がどれくらい水を飲んでいるかは、朝と翌朝とで水入れの水の量がどれくらい減っているかを計量カップで量ればわかります。

water 朝(左)に水を入れる時と、翌朝(右)に水入れの中の水の量を計量カップで量ってみましょう。24時間の尿量の評価ができます。

ウンチは1日1回が基本。健康なウンチはミルクチョコレート色で適度な硬さがある

赤っぽいウンチは大腸や肛門付近からの出血による血便、黒っぽいウンチは胃や十二指腸からの出血の疑いがあります。下痢、軟便、便秘によるカチカチ便になっていないか、硬さも確認しましょう。また、ウンチが細くなった場合は、大腸の腫瘍などの疑いも。普段とちがうニオイがするときも注意が必要です。

lion修正 ウンチに砂がかかってしまうと状態が把握しにくくなるので、猫が砂をかける前にちらっと見て確認しましょう。

腎臓病は1日にしてならず。毎月1回スマホに画像付きオシッコ記録をつけよう

猫に多い腎臓病は、ある日突然起こるわけではありません。重要な手がかりとなるオシッコの量の変化も、少しずつじわじわと増えているので、すぐに変化に気づけないことがあります。

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「『オシッコの量は昔と変わっていませんか』と尋ねても、『変わっていない』と答える飼い主さんはたくさんいます。けれども、尿検査をすると比重が低くなっていてオシッコが増えていることは明らか。それがいつからなのかがわからないと正確な診断や治療を開始するタイミングも難しくなってしまいます」と服部先生。そのためにも、自宅で健康管理の記録をつけておくことが大切だと指摘します。

服部先生のおすすめは、スマホやガラケーなどで写真を撮って記録を残す方法。オシッコの量やウンチの色などは言葉で正確に伝えるのは難しいけれど、写真ならば一目瞭然!毎月1回、記録をつけておけば、過去との比較でオシッコの固まりの大きさの変化にも早めに気づくことができます。

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ウンチのサイズがわかるように、ものさしと一緒に。

lion-修正2色等も画像で記録しておけば、変化もすぐに気づけます。
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毎月、日にちを決めて記録をつけます。オシッコの固まりの大きさを記録するためには、ものさしも入れて写しましょう。猫の顔写真、体重や心拍数、呼吸数なども合わせて記録します。こうした健康な時のデータが、動物病院での診察に大いに役立ちます。

獣医師の診断の決め手は、2分の1は飼い主さんからの情報、4分の1が身体検査など触診で、残りの4分の1が臨床検査です。だからこそ、飼い主さんもできるだけ正確な情報を伝えられるように、ぜひ画像付き記録をつけてください」(服部先生)
愛猫にいつまでも健康で元気に長生きしてもらうためにも、スマホでのオシッコ記録(健康記録)を習慣にしましょう!

猫トイレでの健康管理は「固まり方」がポイント!

猫の健康チェックで特に意識したいのは、猫砂の固まりの大きさです。オシッコの量が増えてきていることに少しでも早く気づくためには、砂の固まり具合がとても重要。固まりがグズグズと崩れてしまうようでは、大きさ、すなわちオシッコの量がきちんと確認できません。

そんな気がかりを解消してくれるのが、LIONのロングセラー猫砂「ニオイをとる砂」。猫が好む鉱物タイプで、オシッコをガッチリと固めて崩れにくいので、固まりの大きさもしっかり把握できます。しっかり固まればそのままポイッと捨てるだけなので掃除もらくちんですし、「ニオイをとる砂」の名前通り、消臭効果もバツグン。ガッチリ固まる猫砂で、毎日かんたん健康管理!

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こんなにガッチリ固まります!掃除も楽ちん。

(構成・文:宮村美帆)
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【関連外部リンク】
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